テクノロジーでお客様に貢献する
TPiCSオプションのご紹介
- 戦略型納期調整オプション
- 「戦略型納期調整オプション」は、発注側の企業はTPiCS-X 本体と「戦略型納期調整オプション」のホストプログラム、部品供給(ベンダー)側の企業はターミナルプログラムを使用します。
発注側の企業はTPiCS-X で所要量計算をし、ホストプログラム経由で注文データをメール送信します。
ターミナルプログラムはそれを自動受信します。ターミナルプログラム上で納期検討をし、納期を守
れない(遅延する)注文があれば、納期変更願いを返信します。ホストプログラムは、複数のベンダー
からの納期変更願いを自動受信します。
ここまでは、単に「注文データをWeb 上で伝送する機能」ですが、
ここからがTPiCS-X の真骨頂になります。
発注側企業は、受信したたくさんの納期変更願いの可否を判断し、自身のお客様からの新しい注文や変
更になった注文にも対応可能か否か判断しなければなりません。
「戦略型納期調整オプション」は、TPiCS-X 本来のf-MRPの機能と組み合わせて使用し、所要量計算
することによりその問題を同時に解決します。
納期変更願いに問題があれば、それを見つけ出しベンダーに再検討を依頼するか、あるいは自身のお客
様に「納期変更をお願い」します。
TPiCS-X のf-MRP計算は、“変動に対するバッファ” を持って計算するので、ベンダー側からの納期変更願い及びお客様からの受注の変動が“バッファの範囲内”であれば問題なしと判断し、“バッファの範囲”を外れたものだけがリストアウトされます。ユーザーは出力されたリストを基に、ベンダー側に再検討を依頼するか、自身のお客様に「納期変更をお願い」するかを決めます。
製番手配品の場合には、ベンダー側から来た回答をガントチャート上に表示することができます。ガン
トチャートでは後工程に対して納期が逆転しているものは赤色表示されるので、製番全体の工程や負荷
山積状況を見ながら調整することができます。その調整の結果は、また Mail を使用して自動送信する
ことができます。
ターミナルプログラムもTPiCS-X 本体と連係して使用することが出来るので、部品供給側企業が
TPiCS-X も使用すれば、所要量計算を行い納期に問題がある注文を見つけだすことが出来ます。
さらに、ホストプログラムも使用することが出来るため、孫部品の供給状況を考慮しながら納期回答す
ることが出来ます。
なおメールは通常のメール(POP3)を使用するので、簡単にシステムを構築できます。

- 受注販売管理オプション
- 1.概要
①出荷伝票、納品書、請求書、売掛帳を発行できます。
②f-MRP機能と連係することにより内示計画をベースに部品や材料の手配を行うことが出来ます。
内示の計画が変化してもf-MRPの機能をベースにしている為、次の所要量計算にそのまま 繋ぐ
ことが出来ます。
③受注データからTPiCS の出荷計画を作り、そのまま所要量計算することも出来ます。
④受注リストや、指定日の出荷予定表、出荷遅延リストを出力できます。
⑤インターネット 等から来る注文データや納入指示データをそのまま取り込むことが出来ます。
読み込むファイルはCSV形式ファイルです。
⑥デイリー納入指示に完全に対応いたします。確定受注データを読み込みながら内示データを消
し込むことが出来ます。
⑦バックオーダーとして生産計画に反映させないでおくことも出来ます。
⑧フルチョイスオプション生産の受注形態に対応することが出来ます。
受注の都度使用する部品やユニットをドラッグ&ドロップで貼り付けることが出来ます。
⑨受注データは、製品構成のどのレベルでも入力出来ます。これにより中間製品や部品段階でのOE
M出荷や修理用部品の管理が出来ます。それらの必要数を加味して、所要量計算をすることが出来
ます。
⑩売上を個別消し込み出来る入金管理を行えます。
⑪他社の販売管理システムの受注データと製品在庫を使ってそのまま所要量計算をするインターフェースを持ちます。
2.内示データの扱い
①.自動車産業のように 日々確定納入指示データが送られるような場合、同アイテム 同納入場所毎
に、内示納期の順で内示データを消し込みながらデータを読み込むことが出来ます。

②.確定、内示の処理が出来ます。
内示データを定期的に抹消、新データを再読込することが出来ます。

- 製番管理オプション
- 1.概要
製番管理オプションには、3 つの製番管理体系が備わっています。
従来の考え方による製番管理。(b-seiban)
TPiCS 独自の管理手法によるもの。(f-seiban)
受注データと直結して管理するもの。( j -seiban)
製番管理においてもTPiCS-X は非常に高度な製番管理機能を提供します。
●ロットまとめをします。
●在庫を自動引当てすることが出来ます。
●手配中の注残データに自動引当てすることが出来ます。
●不良や歩留まりにより、不足したり余ったものを、製番から自動解除したり、自動再引当てすること
が出来ます。
●製番の振替(付け替え)機能があります。他の製番で手配した部品はもちろんユニットも、
急いで生産しなければならない製番に付け替えることが出来ます。例えば、部品を木の葉にたとえ
るなら枝毎に別の製番へ付け替えるようなことが出来ます。
●先行手配製番(仕込み製番)で手配したユニットを引当ながら親製番(実製番)を展開することが
出来ます。
●リビジョン管理を行い、引き当てる在庫を選択する事が出来ます。
● 一品生産オプションのベースになります。
2.構成変更機能
製番ごとに製品構成を変える2つの方法が用意されています。
①オプションコードを使用する方法製品構成表にオプションにより使用される部品を登録し、製番展開時にそのオプションを指定して展開することが出来ます。
②製番展開後に構成を変える方法製番展開されたデータをドラッグ&ドロップの簡単な操作で構成を変えることが出来ます。追加、削除が製番ごとにいつでも簡単に行えます。マスターに影響せず、その製番のデータだけ変更することが出来ます。
3.製番別原価集計機能
4.ガントチャート表示機能

- 一品生産オプション
- 1. ねらい
受注の都度スペックが変わり「一回限りの生産」のため、マスターを登録しないでシステムを運用するケースを想定した機能です。
2. 概要
①非常に高い操作性により、その都度作業内容や使用部品を登録しながら手配することが出来ます。
②過去の類似製番をコピーし、それを修正して使用することが出来ます。
③さみだれ式に出図され、その中で必要なもの、可能なものから手配することができます。
④ある程度のパターン化が出来れば、それをベースに修正を加えて使用することが出来ます。
⑤「CAD データ変換オプション」と連係することで、設計変更による追改廃がシームレスに処理でき、素早く手配に反映できます。
⑥繰り返し性がある汎用ユニット、汎用部品を使用することが出来ます。
⑦「見積書」を発行することが出来ます。
⑧「見積依頼伝票」を発行し、下請法に準じた取引ができます。
⑨設計変更などにより不要になった部品の管理ができ、他のプロジェクトに流用させることも可能です。
⑩一品生産オプションは「製番管理オプション」もご購入頂くことが必要です。

- 自動平準化オプション
- 1. ねらい
●「どうしても月末に集中してしまう注文を前倒ししてなだらかな計画にしたい」とか「いくつかのネ
ック工程だけでよいから平準化した計画を作りたい」などのニーズに対応します。
●自動車部品メーカーさん用の「パー割り生産」の為の平準化処理が出来ます。
2 平準化処理の概要
①TPiCS の所要量計算の中で平準化処理を行います。
②所要量計算の中で 親子レベル毎に、その時点の計算結果を基に作業量と負荷率を集計します。負荷
率が設定した値を超えるものがある場合、該当する計画を前後に移動します。
移動は、未確定の計画だけを対象にします。
その下の子部品は、平準化後の計画をベースにして所要量計算が続けられます。
③“前づめ”“後ろづめ”の処理が出来ます。
④製造ラインごとに、平準化の要否、および基準負荷率を設定できます。
⑤対象となるアイテムは、アイテムマスターの「平準化優先順位」で設定します。
⑥パー割生産の処理も親子レベル毎に、計算します。在庫引き当てや、リード日数のさかのぼり計算の
後、週毎、アイテム毎に均等生産する計画を作ります。少量生産のアイテムは出来るだけ週の初め
に計画が立つよう計算します。
平準化前

平準化後
f-MRP は 株式会社ティーピクス研究所の 登録商標です。
取得特許番号 3055993、3923509、4203465 号
知的所有権登録番号 026300、026301、026302 号
Copyright(C) 智善(上海)信息技術有限公司 All Rights Reserved.